エドワード・J・クイグリーによる『神の礼拝:ローマ典礼書の研究』は、20世紀初頭に執筆された詳細な神学入門書である。本書は、カトリックの典礼および日々の祈りにおいて極めて重要な役割を果たすローマ典礼書の構造、歴史、意義に焦点を当てており、司祭や平信徒の両方にとって、その構成要素や機能をより深く理解するのに役立つ。序文では、著者が日々の霊的実践における典礼書の重要性をより深く認識するための指導書を提供したいという意図が述べられている。クイグリーは、特に司祭にとって、典礼書を理解することが敬虔な祈りの習慣を育む上で不可欠だと強調している。また、本書が学生や聖職者にとって利用しやすい資料となることを期待し、その内容やキリスト教の礼拝の文脈における実際的な使用法について詳しく説明している。序章以降では、典礼書の成立過程、構成要素、祈りの意図された構造について基礎知識が提供されており、この豊かな典礼伝統を包括的に研究するための土台が築かれている。