リヴィウスによる『ローマ史』第1巻から第8巻は、紀元前27年から紀元前9年にかけてラテン語で書かれた壮大な歴史書である。この叙事詩的な大作は、トロイ陥落後のアエネアスの到着や紀元前753年にロムルスが都市を建設したという伝説的な始まりから、王制の廃止や初期共和政時代の苦難に至るまで、古代ローマの歴史を記述している。原本は142巻あったが、現在ではそのうち35巻しか残っておらず、これらの巻には、近隣諸民族との戦争を通じてローマが神話上の存在から地中海地域の強国へと変貌していく過程が記されている。
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