Verne, Jules, 1828-1905
ジュール・ヴェルヌの『北部対南部』は、1887年に刊行された小説である。物語は、フロリダに暮らす奴隷制反対派の北部人ジェームズ・バーバンクと、復讐を企てる奴隷制支持派の南部人で、彼の宿敵であるテクサーを中心に展開する。テクサーが暴徒を率いてバーバンクの農園を破壊し、娘を誘拐すると、必死の捜索が始まる。異なる二人のテクサーが存在する可能性を示す証拠によって謎は深まり、バーバンクは家族を救うため奔走しながら、真相を解き明かさなければならなくなる。