ジャン・エロアールの『Journal de Jean Héroard - Tome 2』は、19世紀後半に書かれた歴史的記録である。本書は1610年から1628年までのフランス王ルイ13世の幼年期と青年期を年代記としてたどり、形成期における幼い王の生活を詳細に窺わせる。日記形式は宮廷、政治情勢、日常生活についての独自の洞察を与え、フランス史と君主制に関心のある読者にとって興味深い読み物となる。日記の冒頭は、父王の暗殺後に幼いルイ13世が即位する舞台を整える。統治初期の重要な出来事、すなわち父の喪失についての思い、宮廷とのやり取り、統治の初期経験を詳述する。叙述は個人的な省察を、王権の提示や宮廷生活の力学といった歴史的出来事と織り交ぜ、幼い王の性格、人間関係、児童君主として直面する課題を示す逸話に満ちている。