T・W・J・コノリー著『王立工兵・鉱夫隊の歴史 第1巻(全2巻)』は、19世紀半ばに著された歴史書である。本書は、軍事工兵部隊である王立工兵・鉱夫隊の創設と発展を詳しく扱っており、1772年の創設から、ジブラルタル包囲戦をはじめとするさまざまな重要な軍事活動の時期をたどっている。工兵作戦と戦闘作戦の双方における彼らの貢献と役割に光を当て、イギリス軍の体制においてこの部隊が果たした重要性を示している。書物の冒頭でコノリーは、建設や要塞化の作業において、信頼できない民間労働者に代えて軍の職人を用いるためにジブラルタルに設立された、ソルジャー・アーティフィサー中隊について論じている。叙述では、包囲戦中の苦難、信頼できる労働力の必要性、そして民間・軍事双方の工兵業務に対応できる組織化された軍事部隊へと最終的に移行した経緯など、守備隊が直面した課題が詳述される。軍事規律と献身的な服務を通じて、この中隊は、特にスペイン軍による包囲の際など、危機的な時期にその価値を証明し、後続の章で続く全史への道筋をつけた。