Two Centuries of Costume in America, Volume 1 (1620-1820)

Earle, Alice Morse, 1851-1911

この本について

アリス・モース・アールによる『アメリカにおける2世紀にわたる服装史 第1巻(1620年~1820年)』は、20世紀初頭に執筆された歴史書である。この第1巻では、初期植民地時代から19世紀初頭にかけてのアメリカの服装について包括的に探求しており、ピューリタンやピルグリムをはじめとする様々な集団が着用していた衣装や、それらが持つ社会的・文化的意味合いを検討している。本書の冒頭では、ピューリタンやピルグリムの服装が暗く無彩色であるという一般的なイメージに関する誤解について掘り下げられている。アールは、ニューイングランドの入植者たちの間で広く見られた豊かな色彩や様式を例に挙げ、このような見方に反論している。また、歴史的文書や目録、現存する衣装などから得られる証拠をもとに、個人のアイデンティティや社会的地位を反映した活気あふれる服装の伝統が存在していたことを論じている。アールは、入植者たちが生き生きとした赤褐色や真紅色の衣装を着用していた様子を描き出し、ピューリタンの服装が無地で暗いものだというステレオタイプに異議を唱え、入植者たちが自らの尊厳や社会的地位を示す手段として衣装に細心の注意を払っていたことを強調している。

著者
Earle, Alice Morse, 1851-1911
読解レベル
B1 · 中級
言語
English