J・P・ハイエの『すべての子どもの歌』は、1861年に刊行された童謡集である。この曲集には、1843年から1845年にかけて3巻に分けて初めて発表された150曲が収録されている。ハイエは伝統にとらわれず、著名なオランダ人作曲家たちと協力して自作の詞にオリジナルの旋律を付け、道徳を説く主題から離れて、子ども時代と自然をたたえる方向へと向かった。『Daar zaten zeven kikkertjes』やシンタクラースの歌『Zie, de maan schijnt door de boomen』をはじめとする数々の歌は、21世紀に入ってもオランダ文化の中で愛され続けている。