マーク・トウェインの『海外放浪記』は、1880年に刊行された旅行文学作品である。本書では、トウェインと同行者のハリスが、ドイツ、アルプス、イタリアを旅する様子が描かれる。一応は徒歩の旅ということになっているが、二人はしばしば別の交通手段を見つけて利用する。トウェインは、出会うものすべてを自信満々に誤解する、典型的なアメリカ人観光客を演じている。自伝とフィクション、ユーモラスな観察と創作されたドイツの伝説、物語と『恐るべきドイツ語』のような題材を扱う風刺的なエッセイを織り交ぜたこの4冊目の旅行記は、19世紀ヨーロッパの風景と風習をめぐる滑稽な旅を描き出している。
初版の挿絵版画のスキャン画像を収録。 本書に関するウィキペディアのページ:en.wikipedia.org/wiki/A_Tramp_Abroad