J. L. ハイベアの『Udvalgte Digtninger』は、19世紀後半に書かれた詩を選りすぐって収めた詩集です。本書にはさまざまな詩形と主題が含まれており、主に叙情的な表現を通して、人間のあり方、精神性、実存的な問いをめぐる省察に焦点が当てられています。詩集の冒頭には、『En Sjæl efter Døden』(死後の魂)と題された黙示録的喜劇の劇的な対話が置かれています。第一幕では、死んだ男の魂が滑稽な調子で聖ペテロと会話を交わし、自らの死と死後の世界のあり方について、戸惑いと不信を表します。魂は地上での行いを根拠に自分が天国に入るにふさわしいと主張しますが、聖ペテロは自らの行動と信仰を省みるよう彼に迫り、最終的にはキリストの生涯をたどり直す巡礼の旅に出るよう指示します。この対話はユーモアと哲学に富み、道徳、救済、霊的な報いへの期待といった主題を探求しながら、詩集の残りの部分に向けて、深遠でありながら楽しませる調子を整えています。