ゲオルク・ビュヒマンの『翼ある言葉――ドイツ国民の引用宝庫』(Geflügelte Worte: Der Citatenschatz des deutschen Volkes)は、1864年に初版が刊行された引用句集である。この画期的な著作は、なじみ深い成句をその文学的起源までたどることで、ドイツ人が通俗的な言い回しを理解する仕方を一変させた。ビュヒマンは聖書、古代ギリシア・ローマの文献、ヨーロッパ文学から引用を集め、各項目に正確な出典と意味を示した。この集成は文化的現象となり、日常語に入り込んだ引用を指す「ゲフリューゲルテ・ヴォルテ」(翼ある言葉)という語を定着させた。数多くの版を通じて改訂され続け、言語遺産の魅力的な宝庫として今なお残っている。
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