フランシス・ホバート・ヘリック著『博物学者オーデュボン――その生涯と時代の歴史 第2巻(全2巻)』は、20世紀初頭に書かれた歴史的記録である。本書は、アメリカの鳥類研究に多大な貢献を果たし、評価の高い著作『アメリカの鳥類』でも知られる鳥類学者・画家、ジョン・ジェームズ・オーデュボンの生涯と探検を掘り下げている。第2巻の冒頭では、オーデュボンがアメリカに戻り、さまざまな地域へ研究を広げようと意欲を燃やして、野心的な活動に乗り出す様子が描かれる。特にフロリダと南大西洋沿岸に焦点が当てられている。ニューヨークへの到着、旅の途中での経験、著名人との交流、そして博物学者として高まりゆく名声が取り上げられる。さらに本文は、仕事に対するオーデュボンの献身を捉え、彼が直面した困難、政府関係者から受けた援助、探検を通じて築いた友情を詳しく描いている。これらは、鳥類学における彼の影響力ある仕事が続いていくことの基調をなしている。