J・L・マッコネルの『西部の人物たち、あるいは西部諸州における辺境生活の類型』は、19世紀半ばに書かれたスケッチと人物研究の作品集である。本作は、アメリカ西部に現れたさまざまなタイプの人々を描くことを目指しており、急速に変化する社会における彼らの役割と相互関係に特に焦点を当てている。序文では、インディアンから校長に至るまで多様な人物を探究する舞台が整えられ、文明対野蛮というテーマや、辺境生活の複雑さが浮き彫りにされる。本文の冒頭には思索に富んだ序文が置かれ、特定の歴史上の人物ではなく、西部諸州に暮らす特定の階層の人々を理想化した姿として描くという著者の意図が示されている。マッコネルは、土地の人々の性格を正確に描写することに内在する困難について論じ、自身のスケッチから生じかねない誤解に注意を促している。また冒頭では、ミシシッピ川が歴史的な旅と個人的な旅の双方を象徴する強力な表象であることの意義も強調され、その流れと人間の生の軌跡との類似が描かれる。この導入部で著者は、辺境開拓者たちと自然、そして互いとの関係を探究するための基盤を築き、作品集全体の基調を定めている。